コラムColumn

タグ「特定技能 日本語 レベル」のコラム

特定技能に必要な日本語レベルは?N4とN3の違い・採用時の確認ポイントを解説

2026/07/21  カテゴリー:特定技能外国人紹介事業
特定技能_日本語レベル

株式会社ジェイ・エス・ピーのコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

特定技能外国人の採用を検討している企業の中には、「どのくらい日本語が話せれば現場で働けるのか」「日本語能力試験のN4とN3では何が違うのか」と不安に感じている担当者も多いのではないでしょうか。

特定技能1号では、日本語能力試験N4以上やJFT-Basicなどが、日本語能力を確認する目安とされています。出入国在留管理庁の特定技能ガイドブックでも、日本語能力水準はJ FT-Basic やJLPTのN4等で確認するとされています。

ただし、試験に合格していることと、実際の職場でスムーズに会話できることは、必ずしも同じではありません。現場では、業務指示を理解する力、分からないことを質問する力、報連相を行う力など、実務に近い日本語力が求められます。

この記事では、特定技能に必要な日本語レベル、日本語能力試験におけるN4とN3の違い、採用時に企業が確認したいポイントをわかりやすく解説します。

特定技能に必要な日本語レベルはN4以上が基本

特定技能日本語レベル

特定技能外国人を受け入れる際は、まず制度上求められる日本語レベルを確認しておくことが大切です。特定技能1号では、日本語能力試験N4以上やJFT-Basicなどが、日本語能力を確認する目安とされています。

ここでは、特定技能で求められる日本語レベルの基本と、試験結果だけでは判断しきれない現場での注意点を解説します。

特定技能1号では日本語能力試験N4以上が目安

特定技能1号の日本語能力は、一般的にJLPT の日本語能力試験N4以上、またはJ FT-Basic の合格などで確認されます。日本語能力試験はN1からN5までの5段階に分かれており、N1が最も難しく、N5が最もやさしいレベルです。

N4は、基本的な日本語を理解できるレベルとされています。ただし、簡単な日常会話を理解できることと、職場での細かな指示や予定外のトラブル対応までスムーズに行えることは別です。

そのため、企業側は「N4に合格しているから問題ない」と判断するのではなく、自社の業務内容に照らして、どの程度の日本語力が必要なのかを考える必要があります。

JFT-Basicも日本語能力の確認に使われる

JFT-Basicは、日本の生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力を測るテストです。「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」があるかを判定するものとされています。

JFT-Basicは受験機会が多く、結果が比較的早く分かる点も特徴です。ただし、日本語能力試験と同じく、あくまで制度上の日本語能力を確認する試験であるため、実際に現場で働く際には、職場で使う言葉や業務特有の表現に慣れる時間も必要になります。

試験合格だけで現場対応力を判断しないことが大切

特定技能人材を採用する際に注意したいのは、試験合格と現場対応力を同じものとして考えないことです。

たとえば、N4以上の試験に合格していても、早口の日本語を聞き取るのが苦手な人もいます。反対に、試験のレベル以上に会話が得意で、現場でのコミュニケーションに早く慣れる人もいます。

採用時には、資格や試験結果だけでなく、実際の面談で会話のテンポ、質問への受け答え、分からないときに確認できるかなどを見ておくことが大切です。

特に、介護、清掃、接客、宿泊、外食など、人と関わる場面が多い職場では、日本語力が定着率や現場での安心感にも関わります。制度上の基準を満たしているかに加えて、自社の現場で必要な日本語力を確認する視点が欠かせません。

N4とN3の違いは?現場で必要な日本語力から比較

N4とN3

日本語能力試験のN4とN3は、どちらも特定技能外国人の日本語力を確認するうえで参考になるレベルです。ただし、現場で求められる会話力や指示理解のしやすさには違いがあります。

ここでは、N4とN3の特徴を比較しながら、企業が採用時に意識したいポイントを解説します。

N4は基本的な日本語を理解できるレベル

日本語能力試験のN4は、基本的な日本語を理解できるレベルです。簡単な文章を読んだり、日常的な場面でゆっくり話される内容を聞き取ったりする力が求められます。

職場でいえば、あいさつ、簡単な指示、決まった作業内容の説明などは理解しやすい可能性があります。一方で、現場ではマニュアル通りの会話だけでなく、急な変更や注意喚起、複数の指示を同時に受ける場面もあります。

そのような場面では、N4レベルの人材に対して、分かりやすい日本語で説明する、図や写真を使う、確認の時間を取るといったフォローが必要になることがあります。

N3は日常場面の日本語をある程度理解できるレベル

N3は、N4よりも日常場面で使われる日本語をある程度理解できるレベルです。JLPT公式サイトでは、N3はN1・N2とN4・N5の橋渡しとなるレベルとして位置づけられています。

N3レベルになると、日常的な会話や職場での簡単なやり取りにも対応しやすくなります。もちろん、N3に合格していればすべての業務を問題なくこなせるというわけではありませんが、N4よりも日本語での説明や確認がしやすい傾向があります。

たとえば、業務の流れを説明したときに要点を理解できる、分からない言葉について質問できる、トラブルが起きたときに簡単に状況を伝えられるなど、現場で必要なコミュニケーションに近づきやすい点が特徴です。

接客・介護・清掃現場ではN3以上が安心材料になりやすい

接客、介護、清掃などの現場では、作業そのものだけでなく、人とのやり取りが発生します。

介護であれば、利用者への声かけや体調の変化の共有が必要です。清掃であれば、作業範囲の確認、注意事項の理解、現場スタッフとの連携が求められます。接客や宿泊、外食の現場では、お客様からの質問や要望に対応する場面もあります。

このような職場では、制度上の最低ラインだけでなく、現場でどこまで日本語を使うのかを考えることが重要です。

N3以上の人材であれば、N4レベルの人材と比べて、日常的な会話や業務上の指示にスムーズに対応しやすくなります。そのため、日本語でのコミュニケーションを重視する企業にとっては、N3以上の人材を採用候補に入れることが安心材料になりやすいでしょう。

特定技能外国人を採用する前に確認したい日本語力

特定技能外国人日本語レベル

特定技能人材の採用では、履歴書や試験結果だけで判断するのではなく、実際の業務に必要な日本語力を確認することが大切です。

ここでは、採用前に企業が見ておきたいポイントを整理します。

業務指示を理解できるか

まず確認したいのは、現場で使う基本的な業務指示を理解できるかどうかです。

たとえば、清掃の現場であれば「この場所を先に清掃してください」「この道具はここに戻してください」といった指示があります。介護の現場であれば「利用者さんをこちらへ案内してください」「食事の前に手を洗ってもらってください」といった声かけも必要になります。

採用前の面談では、実際の業務に近い簡単な指示を出して、どの程度理解できるかを確認するとよいでしょう。専門用語を多く使うのではなく、現場で日常的に使う表現を交えて確認することが大切です。

分からないことを質問できるか

日本語力を見るうえで見落とされやすいのが、分からないことを質問できる力です。

日本語を聞き取れなかったときに、分からないまま作業を進めてしまうと、ミスやトラブルにつながる可能性があります。
一方で、「もう一度お願いします」「これはどういう意味ですか」「ここまでで合っていますか」と確認できる人材であれば、現場側もフォローしやすくなります。

特に、初めて日本で働く外国人材の場合、遠慮して質問できないことも。
面談時には、日本語の上手さだけでなく、分からないときに確認する姿勢があるかも見ておくとよいでしょう。

報連相ができるか

現場で働くうえでは、報連相がしっかりできるかどうかも重要です。

作業が終わったことを報告する、体調不良を伝える、道具が壊れたことを共有する、利用者やお客様から言われたことをスタッフに伝えるなど、職場ではさまざまな報連相が発生します。

日本語力が不足していると、本人が困っていても周囲に伝えられず、結果として問題が大きくなることがあります。
採用時には、簡単な状況説明ができるか、トラブルが起きたときに誰に何を伝えるべきか理解できるかを確認しておくことが大切です。

職場で使う専門用語に対応できるか

日本語能力試験に合格していても、職場で使う専門用語まですぐに理解できるとは限りません。

たとえば介護であれば、利用者、排泄介助、移乗、服薬、見守りなどの言葉があります。また、清掃の仕事の場合は、モップ、洗剤、除菌、換気、作業範囲、点検など、現場で頻繁に使う言葉があります。

採用後にスムーズに働いてもらうためには、入社前後に職場で使う言葉を学べる環境を整えることが大切。
写真付きのマニュアルを用意する、やさしい日本語で説明する、初期研修でよく使う言葉を共有するなどの工夫があると、外国人材も安心して業務に入りやすくなります。

まとめ|特定技能の日本語レベルはN4が基準でもN3以上も選択肢

特定技能1号では、日本語能力試験N4以上やJFT-Basicなどが日本語能力の目安になります。ただし、現場では試験結果だけでなく、業務指示の理解、質問する力、報連相ができるかも重要です。

N4は基本的な日本語を理解できるレベルですが、接客・介護・清掃など専門用語や人とのやり取りが多い職場では、それより高レベルのN3以上の人材の方が安心です。

私たち株式会社ジェイ・エス・ピーでは、日本語能力試験N3以上の人材紹介にも対応しています。日本語力を重視して特定技能外国人の採用を進めたいとお考えなら、ぜひお気軽にお問合せください。

製品のお問合せ:お問合せフォーム
ページ上部へ
株式会社 ジェイ・エス・ピー
・ジェイ・エス・ピーからのおしらせ
・会社概要
・事業部案内
・採用情報
・お問合せ
・ご利用規約
・プライバシーポリシー
・サイトマップ
製品・サービス
・特定技能外国人紹介事業
・バッテリー式業務用床ポリッシャー「Beat」
・ポイ捨てガムはがしツール「ガムワンド」
・フロアコーティング「3Mプロテクター」
・グリストラップ清掃サービス
・ケミカル商品一覧
ジェイ・エス・ピー取扱商品
・蓄熱式コードレス電気あんか「ぬくぬく」
・簡易式止水板「フラッドガードF」
株式会社ジェイ・エス・ピー
東京都港区虎ノ門5-12-13 白井ビル6階
TEL:03-6453-0518